Local AtoZ Works展 すでにそこにある豊饒の世界の再構築

発行:福知山公立大学 塩見直紀研究室

発行年:2021年2月17日

内容: これまでに制作したり、サポートしたAtoZ作品を、AtoZ形式で展示します

 

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半農半Xというコンセプトを提唱するようになって25年が経った。
いま、自分のなかの1つの大きなテーマは「人のX、地域のXの見える化」だ。どうすれば、それが見えるようになるのだろう。

10年前ほどからAtoZという古典的な編集手法が持つ可能性に関心を持つようになった。
26のキーワードでその精神、世界観を表現。
8~9割を表現可能ではないかと感じている。
素人でも編集が簡単なところもいい。

26のキーワードをツイッターくらいの文字数で表現。
CDジャケットサイズの16ページでミニブック化。
身体尺の1つの象徴ともいえるお椀サイズだ。
レイアウトは固定で幕の内弁当方式でできる簡易スタイル。

このシンプルな掛け算でどこまでローカルな世界の豊饒性を表現できるのだろう。できないテーマは何だろう。
現在まで制作したり、サポートした作品を展示するなかで、また見えてくるものがあればいい。
たくさんの方がLocal AtoZ 作品づくりに参加くださった。心より感謝したい。

塩見直紀

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