制作:福知山立夜久野学園7年生16名
発行:福知山AtoZ研究所(福知山公立大学 塩見直紀研究室内)
発行年:2019年3月15日
内容:夜久野学園7年生(中1)による旧夜久野町の魅力。
※京都府地域力再生支援プロジェクト助成
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福知山AtoZシリーズ「夜久野AtoZ」完成!(3月14日)
小中一貫校・夜久野学園(福知山)の7年生16名による
明日は中学の卒業式。なんとか間に合い
三和中学校の全校生徒41名に
参考リンク
「AtoZ」には「全て」の意味があるが、文字通りAからZまでのアルファベット26個をキーワードにして地域の魅力を発掘する手法がある。テーマから連想する26の言葉を考え、それぞれにコメントをつけ冊子にまとめる▼福知山市夜久野町の小中一貫の夜久野学園7年生(中学1年)は夜久野AtoZプロジェクトを進めている▼A=あいさつ、B=ベゴニア園、C=化石博物館…。名物や行事などキーワードを出し合う。当初は店や自然が中心だったが「人の魅力もある」と意見が出ると、「ボルトさんと呼ばれている名物おじさんがいる」「化石に詳しい人を知っている」。地域の宝探しである▼化石のおじさんにインタビューした時、5分間の予定が1時間半になった。夜久野の名前の付いた化石の話題などにこやかに語ってもらったという▼「インタビューしたり文化祭で劇にして発表したりと取り組みが進化しています」。「AtoZ」の仕掛け人で福知山公立大特任准教授の塩見直紀さん(53)も注目する▼AtoZを意識すると地域の新たな面が見えてきた。「発見したのは人の優しさや温かさ」「地域に自信が持てるようになった」「いつまでも心の古里であってほしい」と生徒たち。冊子は2月に完成予定。思いが多くの人に届くといい。
[京都新聞 2018年12月21日掲載]